こんにちは!!セラピストのRieetaです(^^)
先日読者の方からリクエストいただきましたので、管理人Rieetaがチャネリングするようになった経緯をお話させていただきたいと思います。
「チャネラ―」との初めての出会い、そしてあこがれ
20代半ばごろ、屋久島旅行でたまたま知り合った方々が「精神世界」の入り口でした。
当時まだ「スピ本」なんて本屋さんにはほとんど無くて、シャーリー・マクレーン著の『アウト・オン・ア・リム』くらいでした。
またAmazonなんて無かった時代で、本は本屋で買うもの、でしたしね。
少し後に『聖なる予言』が出版され、これは精神世界に興味のない方々にも広く読まれて話題になりました。そして『神との対話』この辺りは当時の王道と言った感じでしたね。
「え?まだ読んでないの?」みたいな(笑)
『アセンション白書』(タイトルうろ覚え)上下巻も出まして、これ、絶版なのかAmazonでいくら探しても出てこないのですが、「人類の恐怖の波動を餌にしている存在」とかが出て来て、これを25年くらい前に読んでいたって、なんかすごいなって思います。今になってみれば。
で、当時まだまだ「精神世界」ってめっちゃ怪しいと思われていた時代に(スピリチュアルってまだ言ってなかったんですよね)、チャネラ―のグループとご縁があって一緒に神社回ったりさせてもらっていて、とにかくなんか格好良かったというか、神々からのメッセージをおろすとか、「どこそこの神社に行けと言われたから行ってきた」とか、まあ20代半ばで人生の目的が漠然としていたし、メンタルにも身体にも問題山積みだった私としては、とっても憧れたわけなんですね。
「私もできるようになりたい!!」
今思えば、この時期は本当に「無価値観」の塊で、コンプレックスだらけで、自分のことが大嫌い!!
だもんで、「何者かになりたい!」思いは特に強かったんですよね。
恐怖体験のお陰で諦めた
今だからわかることなのですが、自分の中にメンタルブロックが山積みな状態で、チャネリングなんてできるわけがないし、できちゃったらそれはそれでとても危険なことなんですね。
チャネリングというのは、自分以外の存在と何らかつながってメッセージを受け取るわけで、「つながる存在=高次の存在」とは限らないわけなんですね。
なので、一つには審神者(さにわ)といって、入ろうとしている存在、メッセージを伝えてくる存在が、どういう存在で、どういう意図を持っているのか、高次なのか、低次なのか、というところを見極める技術が必要になります。いわゆる低級霊と言われる存在も、もっともらしくお告げを言ってきたりするのでね。
もう一つには自分の中がクリアになればなるほど、高次の存在と繋がることができるようになるので、自分の波動を上げることが大切になります。自分の中がブロックというゴミでいっぱいだと、どうしても波動が低く、その波動に見合ったものとしか繋がることができません。
というわけで、そんなことをまだまだ知らずに、「私もメッセージを受け取れるようになりたい!」なんて思っている訳ですから、変なものに入られちゃうわけなんですよ。
レチクル星人とか、オバケちゃんとかね。
で、入られると胃が動かなくなる。
みんなでご飯食べて、「そろそろお腹空いたよね~」って言いだすころ、私だけお腹がパンパンな状態のままなんです。4~5時間経っても消化しないって異常です。
で、「お腹空かない」というと、
「え~?あんた、なんか入られてるんじゃないの~?ちょっとほら、ここに横になってみて」
な~んて言われてヒーリングが始まるわけです。
すると、ぐわ~っと何かが上がって来て、ぜ~んぶ吐いちゃう。それも本当に未消化のまま。
で、「波動が低いから変なの入れちゃうんだ」と言われて、どうすれば波動を高められるのか、どうして自分は波動が低いのか、全くわからないまま、自己嫌悪に陥る訳です。
自己嫌悪に陥ることができる時点で、「自己嫌悪」の低い波動を持っているわけなのですが、まだまだお勉強を始めたばかりで、自分のことなどさっぱりわかっていませんでした。
そんな時、ベテランチャネラ―さんが、闇につかまって腰から下が泥沼に浸かったような状態で抜けるのに何時間もかかった話とか、天使のふりをした悪魔の話とか、悪魔のふりをした天使の話とか(要はお試しがいろいろ来る)聞いているうちに、
これは、無理!!
こんな複雑で危うくて命も落としかねないような世界、私は入って行かなくていい!!
と思ったんですね。
それ以降、チャネラ―へのあこがれはすっかり抜け落ちました。
エゴが肥大化すると、本当に命を落とす
さらには、私を精神世界に導いてくださった素晴らしい能力者の方が、「えっ!?」と思うほどの別人になり、さらには命を落とされてしまうという出来事もありました。
事業に失敗して大借金を抱えられた時、ある人との出会いで能力が開いたという方だったのですが、待ち合わせをしていても、2駅手前から波動が変わるのがわかるくらい、素晴らしく輝いていらっしゃいました。
ですが、出会って1年後にお会いした時には、くすんだただの「おっさん」になっていらして、「???」もう思いっきり目が点になりまして。
さらには、周りにイエスマンしかおかなくなって、親しい人の苦言も聞き入れなくなったと聞き、さらには〇〇〇〇ということを言うようになり(え~と、ここは個人が特定されるといけないので)、ついにはお亡くなりになってしまったわけなのです。
50代だったと思います。
実はこの方だけでなく、お亡くなりにはなっていないのですが、他に数名、やはり素晴らしくて尊敬していた方が、「えっ!?」と耳を疑うようなことをおっしゃるようになるのを見て、私は心底思いました。
これは、強烈なメッセージだ。
チャクラが開いたり、いわゆる霊能力というものが身についた場合、自分の中のお掃除を決して止めてはいけないのだ。エゴは肥大する。特に、無価値観(自分は大した人間ではない、という思い)が、お掃除されないまま根底に眠っていると、霊能力が開くことで「自分はすごいんだ」と思い込んでしまう。また、周りも崇めてしまう。
あるチャネラ―さんが教えてくれたことがありました。
「あのね、霊能力なんて、テニスが出来る、ピアノが出来る、っていうのと同じことなんだよ。でもテニスが出来て少々思い上がったところで命は落とさないけど、霊能力を得て勘違いしちゃうと死んじゃうからね」
まさに、そういうことなんだと本当に思い知らされたのでした。
そして、このころに、こうした体験をさせていただいたことが、どれだけ幸運で、どれだけ守られていたか、今でもひしひしと感じています。
ですので、このころに出会った諸先輩の方々が、「おまえは道を踏み外すなよ」と、身をもって私に教えて下さったのだと、(ハイちゃんが私に見せたんですけどね)、今となってさらに、本当に感謝しています。
あの手この手でひたすら自分の内側の掃除
20代の後半からは、ひたすら自分の内側のブロックを取り除くことをやっていました。
一番最初はルイーズ・ヘイ著の「ライフ・ヒーリング」という本を使って、一人でワークを始めました。
「私はありのままの自分を受け入れ愛します」と、一日に何百回もアファメーションするんです。
通勤時間に、駅までの10分で何回言えて、地下鉄の中で何回言えて、と、指を折りながらひたすら言い続けました。
これは、ものすごくベースを作ってくれましたね。
これを最初にやったので、このあと自分の中の闇、というか、自分の中にあるどろどろぐちゃぐちゃした感情に向き合うことができるようになったんですね。
見ないと捨てられないので。やっとスタートラインに立てたわけです。
見たくないので、押し込めて無いことにしてますが、潜在意識がパンパンなんですね。潜在意識が全意識の95%で、そこにしまい込まれているものが、私たちの現実を創り出しているわけです。
ここをお掃除しない限り、「引き寄せ」もできないし、人生が生きづらくてどうしようもない。
その後、導かれるようにしてヴィジョン心理学のワークショップに通ったり、ホ・オポノポノをひたすらやったり、セドナメソッドも、ボブさんの「ドリルで分厚い雲に穴を開ける」方法も、本を読んだりワークショップに参加したりして、いろいろやりました。
気功もヨガもやりました。
とにかく、出会うメンターたちは本当に厳しかったです。
もう、立ち上がれないくらい罵倒されたこともあります。
こうやって、エゴのつまらないプライドや思い上がりを、どんどん壊してもらって、今どれだけ感謝しているか言葉にしきれません。当時は辛かった、キツかったですけどね。
でも、今逆の立場になってものすごくわかるのですが、こちらはニュートラルに全然きついことなど言ってないのに、言われた方にブロックがある(思い込みや心の痛みがある)から、それが「キツく」聞こえてしまうんですよね。
あと、エゴの状態になっていて聞く耳持たない時には、ガツーンと言われないと「はっ」と気づけないってこともあるんですよね。なので、まさに「愛のムチ」と言いますか、言う方もエネルギー要るし、本当にそうやって全力で関わってくださった諸先輩方に、ここで再度御礼申し上げます。土下座m(__)m
マッサージが光を通す訓練になっていた
霊能力とか、そういったことには関心を向けなくなって、
ひたすら自分の内側のお掃除をしながら、アロママッサージの資格を取り、旅館で開業をしました。
この時に、「自分の力を使ってはいけない」と教わっていたので、「宇宙の癒しのエネルギーが私を通してこの方に流れ込みますように」と祈ってからマッサージを始めるようにしていました。
私はそのためのただの導管である、ということに徹する努力をしていたんですね。
施術者は、自分のエネルギーを使ってしまうと自分の生命エネルギーが枯渇していき、早死にしてしまいます。(これも実例をたくさん見てきました(TT)ホントなの~)
そして、相手の方も、施術者のエネルギーが入ってくるって、なんか嫌ですよね?
「俺が治してやる~」的な施術は私自身も受けたくない。
評価されることに対して淡々としていられたのは、「自分がやってる」意識が少なかったからではないかと思っています。この心境はなんか、嬉しかったです。舞い上がりもせず、思い上がりもせず、「私ってすごい」とか、かけらも思わなかったので、なんか楽でした。それより、経営のことで一喜一憂して、まあ、この時期も情けない私ではありましたけどね(苦笑)
一年弱ほど経ったころ、ふと思いました。
「ただのコリほぐしではなくて、筋肉に残っている前世のトラウマや今世での感情ブロックのパターンを取り除けるようになりたい」
そのために、どんな勉強をしたら良いのかわからなかったので、透視セッションをしている友人にみてもらったところ、「もうやっている」と言われて驚きました。
このマッサージを通した一連の流れが、チャネリングを始める準備になっていたのです。
始めは大量のオバケちゃん
この頃にたまたまお付き合いしていた方が、大量のオバケちゃんを氷漬けにして持っていたんです。
夜寝ている間に、昼間吸った邪気を放出したりすることがあるのですが、その方が泊まりに来た翌日、私の身体は凍っていました。
本当に、冷たくて動かないのです。
20代の頃の経験から、すぐに「オバケだな」とわかりました。
すっげー久しぶり~(TT)って、どーすんねーーーーーん!!(心の叫び)
もう、しょうがないので、彼(ど素人)にやり方(私もよく知らん)を伝えて、オバケちゃんを上げる作業を試みました。
はるか昔、チャネラ―の方々と行動していた時に、1回だけオバケを上げるのに立ち会ったことがありまして。
見よう見まねをさらに相手に教えてやってもらったわけです。
オバケちゃんが生きていた時の情景が見えて、「こういう事情で死んだんや、寒い~」とか、私の口を使って言ってくるわけです。
ですが、オバケちゃんのカウンセリング(?)は、生きた人間よりも簡単です!!
言いたいことさえ言ってしまうと、真っ暗闇だったのが、ぱーっと明るくなって、自分でちゃんと気づきまであって、あとはちょっとした誘導で上に上がってくれるのです。
一人、また一人と、四人までは良かったのですが、
え!?一体何人いるの?と心の目で見てみると、なんと、端が見えないくらいずら~っと列を作って並んでいるではないですか!?
これ、一人ずつやってたら、何日かかっても終わらない!と思って、
「まとめて上げて」とお願いしてみました。
すると、ど素人の彼も大したもんで、
「じゃあみんな、前の人と手ぇ繋いでな、一緒に上がって行くんやで」
と、名台詞を言ってくれ、見事にみなさんぞろぞろと上がって行かれました。
で、最後になんと、彼のご先祖様が出ていらしたのです。
そして、彼の家系にまつわる因縁を話してくれました。なかなかにすごい話で、とても私が勝手に作ることなどできない話だっただけに、リアルな感じでした。
これが、私の「チャネリング初体験!!!」となったわけなのです。
は~、長いことお疲れさまでした!!
実はエンパスだった
ここから、今のチャネリングセッションを仕事にするまでには、もう少し訓練期間があります。ですが、一度はチャネラーにあこがれて、それに背を向けて、まさか運十年後にそれを仕事にするようになるとは!?
なかなかにすごい人生プランでございました(^^;
また、自分自身が、時に「人格破綻者では?」と思ってきたことが、実は「エンパス」という能力で、人の感情や体の痛みを自分の身体で感知してしまっている、ということに気づいたのも、まあまあ同じくらいの時期だったでしょうか?
この性質には、知らずに本当に苦しんで来ました。
とにかく、理由もなく急に機嫌が悪くなったりするので、自分で自分が信じられなくて、当然好きにもなれないわけですよ。
ですが、「エンパス」かもしれない、と思った時に決意したんです。
これは、能力として磨いて使わない限り、私は一生変な人のまま、この力に振り回されるだけだ!!!
で、今ではこの性質を利用して、セッションの中で、クライアントさんがエネルギーワークが出来ているかどうかをチェックしたり、クライアントさんの身体のどこに感情的な痛みが上がってきているのかを、自分の身体で感じてお伝えしたりすることに役立てています。
上がって来た痛みが、クライアントさんがちゃんと解放できると、こちらの痛みもすーっと無くなっていくのが、なんか本当に共同作業という感じで、とても楽しいです。
結論
チャネリングに限らず、私たちは誰もが霊能者です。
霊的な存在だからです。
なので、様々な重たい波動をコツコツ取り除く作業をしていくと、だれでもおのずと霊能力が開いて行きます。
ですが、ドランヴァロ・メルキゼデク氏も、ご著書『フラワーオブライフⅡ』の中で述べておられます。
「霊能力は通過点に過ぎない」と。
そこにとらわれてしまうと、その先に進めなくなる。
私たちは元々非常に高次の存在で(宇宙の源=最高次の分身ですからね)、そこに還っていく道のりはまだまだずっと長くて、マスターのみなさんや我々のハイちゃんからしたって、ほんのよちよち歩きができるようになったくらいのもんなんですよね。
なので、私たちは、今この時代に地球に生まれた者の使命として、ひたすらに内側のお掃除に取り組み続けること、これに尽きると思います。
そして、現実化や引き寄せが早くなったり、様々な能力が開いて行ったりすることを、お掃除がどの位進んだかの指標として、確認点として使うのが間違いない在り方かな~って思います。
意識が拡大していくと、例えば半年前に出来るようになって「わーっ!」って思ったことが、大したことないな、ってどんどんちっさくなって行くんですよね。
今振り返ると、昔々は本で読んだり、話を聴いても、想像するしかなかった領域に、足を踏み入れつつあります。頭で「どうやったらそうなれるんだろう?」って一生懸命「目指していた」所に、いつのまにか立っていて、さらにその先を見据えています。
本当に地球の波動がものすごく上がったんだな、って思います。
今の若い世代は、もともと軽いのもありますが、私が30年近くかけて到達した領域をひょいひょい飛び越えて軽々と先を走って行きます。
私たちの世代が切り開いて来た道を、今度は若い世代が地ならしして、新しい時代を築いてくれる。少し遅れてでも、そこにまた追いついていきたいと思う今日この頃なのでした。
最後まで読んでくださった皆さま!!長々とお付き合いくださって、心から感謝申し上げます。ありがとうございます!!
なにか、少しでも参考になったり、ヒントがあったなら、とても嬉しいです。
みなさまが今以上に、どんどん開いて行きますように!!祈念しつつ